2009年10月31日土曜日
Cusco again
2009年10月29日木曜日
Machupicchu 3rd~last day
2009年10月27日火曜日
Machupicchu 1st~2nd day
早朝6時、同じ部屋に宿泊するSimonと宿を出発。バスに乗り込むとPSFメンバーとその他のツアー参加者達は既にバスに乗り込んでいた。
2009年10月26日月曜日
Cusco
2009年10月25日日曜日
Arequipa~Cusco
話は少し遡るが、Colca Canyon出発前に壊れたキャリアーを修理するために、宿のおばちゃんに溶接してもらえるところを聞き、その場所へ向かう。そこには数件町工場が立ち並び、日本でいう下町の雰囲気。1軒目を尋ねると無下に断られ、そして2軒目尋ねたところすんなりOKをもらう。かなりベテランらしきおじさん(おじいさん?)が一人で営んでいる工場。バイクを工場に入れ、あれこれと要望を伝える。そこにないものは代用品としておじさんがお手製で切り盛りしている。そしていざ溶接開始。おじさんは防護グラスもせずにバチバチ始めてしまった。さすが職人技なんて感心して、おじさんをよく見るとなんてことはない、火花が飛び散る際は目をつぶっているではないか!逆にちょっと心配になってきた…約10分後、無事作業は終了。ちゃんと折れた部分を繋ぎ合わせてくれているのでひとまず安心。
さて、Cuscoまでどう行こうか悩む。舗装道路を選択すれば遠回りになり、CuscoからPunoに向かう際に再び通るルート。未舗装道路を選択すれば距離は短くなる上にPunoを目指す際に同じ道を走らなくて済む。極力同じ道は避けたい、なるべく違った風景を見ながら走りたいということで後者を選択。そう、この選択が後々後悔することをこの時点では知る由もない…
朝9時にArequipaを出発。先日行ったChivay手前からCusco方面に道が分かれ、そこからは延々と続くダートロード。Chivay手前でも所々未舗装道路で、舗装している道路でもモグラたたきゲーム並みに至る所に穴があきまくりのボコボコ道。これは酷いと思っていた矢先、Cusco方面へ入ってすぐにキャリアーが再び折れてしまう。ここから地獄の始まりであった…先に進めば進むほど道は悪くなる一方。なんとか荷物を後ろでくくり付けてはいるものの、悪路のためすぐにずれてしまい、そのために走行中のバランスは最悪。おまけに砂利道ときたもんだから、バランスを崩してしまい、ことあるたびに転倒を繰り返す…さらに追い打ちをかけるように、バカ犬どもが所々で追っかけてくる始末。坂道ではスピードが出ずにとにかく焦る。途中、何度叫んだことだろうか…もうそろそろ舗装道路に出ても良い頃と思っても、先に見えるのは延々と続く山、山、山…夕暮れが近づいてくるとともに、今度は雲行きが怪しくなってきた。すると思った通り数分後には雨が降り出す。さらに酷いことに、しばらくするとその雨が今度はヒョウに…手がかじかみ感覚が無くなってくる…そしてその後は土砂降りが続く…
Yauriという小さな町に入ったところでこれ以上の走行は無理だと判断し、この日はここで宿をとることにする。町の人に宿の場所を尋ね、その場所に向かう。宿に到着し値段を尋ねやや高いと思いつつももう選択の余地なし。とにかくホットシャワー出てくれればそれで充分…部屋に荷物を運び込み、早速バスルームへ。蛇口をひねり熱すぎるくらいのお湯にひとまず感動。かじかんだ手をお湯にかざし指が動くまでしばらくその体勢をキープ。かじかんだ手は回復したのだが、左手は長時間ハンドルと強く握っていたせいで、感覚が麻痺しフォークも握れないほど握力が全くない状態…シャワーを済ませ、一息ついたところで地図を広げ現在地を確認。まだ半分くらいしか来ていないではないか…
後日、泥だらけ&未だ乾かぬジーンズに再び足を通し旅を再開する。宿のおじさんが言うにはここからCuscoまで約5時間。しかし、キャリアーが壊れたこの状態ではそれ以上かかると判断し、朝9時には出発。昨日同様の悪路。ただ雨は降っていないため少しは気分が晴れる。中々辿り着けぬ舗装道路を夢見て、ひたすらダートロードを駆け抜ける。そして約4時間走ったところで舗装道路に突入…途中にほんの数百mだけ舗装道路地帯があり、一瞬の快楽を味わったところで再び苦汁を飲まされるということがあったので、今度はそうでないでほしいと願う…
続いている…
確かに舗装道路は続いているではないか!!今までたかだか舗装道路を走っただけでここまで感動したことがあっただろうか。その後は軽快に飛ばし、そして無事Cuscoに到着。
泥だらけのジーンズ、靴、そしてバイクを眺め、もう二度とダートロードは選ばないと心に誓うのであった…
2009年10月24日土曜日
Colca Canyon
翌朝9時頃に宿を出発。送迎のバスに乗り込むと「日本人ですか?」と隣から声が聞こえてきた。たまたま同じツアーに参加していた、ヨシミさん(男)。顔が濃いのでてっきり日本語のうまい現地の人間かと思ってしまったが、正真正銘の日本人。しかもヨシさんと年齢が同じな上に大学まで一緒という、なんとも不思議な巡り合わせ。前日ヨシさんと語り合った際に「人間、出会う人とは出会うようになってるんですよね」なんて話をしてたところでこの出会いときたもんだから、運命というものはよくできていると感心してしまう。
標高4800mの峠を越え、宿泊地のChivayに到着。ここでは温泉があるということで、水着を持って早速温泉地へ。見た目はプールなのだが入ってみると確かに温泉。外の看板には39°って表示されていたが実際のところかなりぬるい…でも、久々の温泉ということもありかなり癒されました。夕食はツアー会社が斡旋するレストランへ。中へ入ると見るからに高そうな雰囲気。メニューを見るとやはり高い…しかし、フォルクローレの演奏や民族ダンスが見れるということで良しとしとこう。しかし、こういう観光ツアーはあまり参加することがないので、毎度のごとく非常に違和感を感じる…明日は朝5時起床ということもあり、早めの就寝(というかやることないので…)。
「ショウさん、もうそろそろ朝食の準備ができますよ」
とヨシさんに起こしてもらう。時計を見ると既に5時半。出発は6時。ちょっとちょっと、もうちょっと早めに起こして下さいよ(自分で起きれないくせに)なんて思いつつ、あわてて準備していると
「あの、朝食の準備まだなんですよ…」
と再びヨシさん。あ、そういうことですか。ヨシさん、気つかって遅めに起こしてくれたのですね…しかしここでは時間にルーズなのは日常茶飯事。これを「ペルーニアン・タイム(ペルー時間)」と僕らは呼ぶ。出発20分前にやっと準備が整い、朝食開始。用意されていたのはパンにジャムとマーガリン、それとお茶…この準備にどれだけの時間を費やしたのだろう…
6時を少し過ぎたところでお迎えのバス登場。コンドルが一番見れる時間帯が8時から10時ということなので、その時間を狙っての出発。と、出発して間もなく街の広場にて車が停車。ここでは15分ほどの買い物タイム。広場では民芸品を売る人々、そして音楽に合わせて踊る少女達。時計は「6時30分」を表示している。こんな朝っぱらからよくやるわと感心しつつも、あまりの観光地的な雰囲気にややひいてしまう。Colca Canyonに到着するまでにいくつかのビューポイントで降ろされ写真撮影。そして僕らが降りるところには必ずいる民芸品を売りさばく現地民。彼らの商売根性にはホントに感心してしまう…
Colca Canyonに到着したのは8時15分くらい。到着するやいなや飛んでいましたコンドルが!!やはり日頃の行いが良いからだろう。なんて思っていると数分後にはパタリといなくなってしまう。簡単に見れるもんなんだと余裕ぶちかましすぎて写真撮ってないし…それから待つこと30分。なかなか姿を現してくれないコンドル。「場所変えようか」とトモミさんが言うので、下側にあるビューポイントへ移動。すると再びコンドル登場。あらあら、先ほどいた場所にメチャメチャ急接近…でも、こっちにも近づいてくるので、今度こそはと写真を撮りまくる。が、如何せん望遠レンズを持ってないので写真越しではコンドルなのかタカなのかよくわからない…とはいえ、肉眼で見るコンドルはとにかくでかい!そして顔がグロい…約30分周期で現れるコンドル。思った以上に見ることができ、大満足でColca Canyonを後にするのであった。
Arequipaに戻り、夕食は明日には日本に帰ってしまうヨシミさんのリクエストでArequpa料理を食べに行くことに。赤い唐辛子に炒めた挽肉が詰まった“ロコト・レジェーノ”に海老のスープ“チュパ・デ・カマローネス”を食しこれまた大満足。その後、宿にて安ワインを飲みながらのご歓談。
Arequipaの街自体には非常にがっかりしたが、コンドルに食べ物、そして新たな人との出会いにたいへん満足のいく時間を送ることができたのであった。
2009年10月23日金曜日
Arequipa
Piscoにいる際にArequipaという街に行こうか行くまいか非常に悩んだ。理由は簡単。ナスカから丁度道が二手に分かれ、一方の道がCuscoに通じ、そしてもう一方がArequipaに通じていて、Arequipaに行ってしまうとCuscoからPunoに経由するのが面倒くさくなるからである。しかし、みんなArequipaは好きな街だとか言うので、結局行くことにした。
NazcaからArequipaまで道のり約560㎞。海沿いをひたすら突っ走った後、Camanaという街からArequipaまで山道をひたすら登り詰める。海沿いの道は景色は良いのだが、如何せん潮風が強く、そして寒いので結構嫌になる。バスで行くと9時間の道のり。朝9時にNazcaを出発Arequipaに到着したのは夜の8時だったので、毎度のごとく街に入って迷うことを想定すると予定通りと言えば予定通りの到着。想定外のことといえば、バイクの後ろに積んであるバックパックが異常に後ろにずれるなぁと思っていたら、それもそのはずキャリアーが見事にボキッと折れてしまっていたのだ。まぁ、今まで相当な悪路を走ってきて、それをたった二本のパイプで支えてきたと考えると折れてしまってもしょうがないのか。とにかくArequipaまでもってくれたのでよかった。
後日ぶらりと街を歩く。思った以上に観光客だらけで、しかも街の雰囲気がキトそっくりということもあり非常にがっかり。中央の広場で一人たたずんでいると、ピスコで一緒だったLuice&Tamura夫妻とばったり出会う。他にSebastian&Nathalieカップルもここにいるということで、夜はみんなでメキシカン料理を食べに行くことに。
そう、明後日にはチャリダーヨシさんが必殺バスワープを使ってここに到着するとのことなので、五度目の再会をここArequipaで果たすことになるのであーる。