2009年10月12日月曜日

Pisco

2007年8月15日、日本が終戦62年目を迎えた丁度その日にペルー沖にてマグニチュード8.0の大地震が起きた(日本ではペルー沖地震と言ったら覚えてる人はいるかも)。その際、ここPiscoでは家屋のほとんどが倒壊し、約500人の人々が死亡した。2年経過した今でもこの街では復旧活動が盛んに行われている。

僕が所属しているPisco Sin Fronterasはリマで会ったハロルドを中心に世界各国から集まった人たちで支えられているボランティア団体。日々、コンクリートで床を埋めるといった肉体労働をはじめ、現地の学校に行って子供一緒に遊んだりといった活動を行っている。

PSFとは国境なきピスコとの意味。その名の通りここでは人種も関係なければ、男も女も関係ない。みんな泥(コンクリート)と汗にまみれながら日々を過ごしている。仕事は想像以上にハード。しかし、みんなここでの生活を十二分に楽しんでいる。働く時は一生懸命働き、そして遊ぶ時も一生懸命遊ぶ。

あまりの居心地の良さに当初2週間の滞在予定が結局6週間滞在。そんなPSFを旅立つ時がきた。同じ場所に長居すると旅をしている感覚が薄れがちになる。そう僕は旅人なんだと再び気を引き締め荷物をまとめる。しかし、慣れ親しんだ場所から離れるというのはホントに辛いものである。

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