パソコンが起動しなくなってしまった…MacBookを使っているのだが、OSが起動しない…色々と復旧作業をやってみたのだが、まったくダメ。しかも肝心なインストールディスクを持ってないため、HDを修復しようにもできない。バックアップを取っている外付けHDはCopacabanaに置いてきている…泣きっ面に蜂とはまさにこのことを言うのだろう。
そして今日、宿のホセカルロスと共に再び税関へ。門を叩くと、また前にいた係りの人間が顔を出す。そして、ホセカルが事情を話すと、ホセカルだけ中に通され自分は外で待つように指示を受ける…すべての願いをホセカルに託す。
30分くらい待っただろうか。ホセカルが出てきた。
「やっぱり、ダメだったよ…」
出てきたときの表情で察すことはできたが、とにかく手遅れとのこと。国境の税関が書いた書類に“犯罪ケースナンバー”というものが記入された時点でアウトらしい。これが書かれなければ、お金を払ってなんとかですことができたという…んなアホな…
気分転換に街を散歩。するとCuscoで会った守戸夫妻にばったり遭遇。なにをかくそうこの夫婦、二人でアメリカ大陸をバイクで爆走中なのだ。いつか一緒にツーリングできるといいですねーなんて前回話したのだが、あっさりとその夢は崩れてしまった…。
まぁ、死んだわけではないし、またバスで旅を続ければいいことなのだ。バイクが戻ってこないのにいつまでもずるずるここにいてもしょうがない。気を取り直し、明日ボリビアに戻ることにすることにした。
コロンビアからペルーまでのたった三カ国で終わった、僕のバイク旅。いやー、ほんとに短かった…しかし、こんな結果になるとは…ほんとに悔しいっす…