2009年10月27日火曜日

Machupicchu 1st~2nd day


早朝6時、同じ部屋に宿泊するSimonと宿を出発。バスに乗り込むとPSFメンバーとその他のツアー参加者達は既にバスに乗り込んでいた。

まず、初日はMt.
Abra MalagaからSanta Mariaまでマウンテンバイクで一気に駆け下りる。途中までは舗装された道路だったのだが、最後の約2時間は未舗装道路。バイクで走っても嫌な道は、自転車で走っても嫌なのは変わらない。ガタガタ道に手の感覚は無くなってくるわ、尻は痛いわと未舗装道路はとにかく勘弁してほしい。とはいえ、一人で走るのとは違ってみんなでワイワイと走るのは楽しいもんだ。



Santa Mariaに辿り着くと今度はラフティングが待っていた。映像で見たりしたことあったが、実際にやるのは初めてのこと。そう初体験なのだ。そして、その感想はというと…面白い!想像以上に楽しめた!しかも二回も川に落ちた!二回目に落ちた時はなかなか水面に上がれずやや焦ったが、自分以上にインストラクターはもっと焦っていた(笑)。そんなこんなで初日はあっという間に終了。そう、今回のツアー参加者の中にたまたま日本人カップルも参加していた。シゲオさんとイズミさん。夜はみんな寝静まりかえったにもかかわらず三人で談笑。

二日目。シゲオさんとイズミさん、あとDave一同は二泊三日のツアーだったのでここで別れる。そして我々はInka Trail(インカ道)を経てSanta Teresaを目指す。自然を眺めながらのトレッキング。聖なる川と呼ばれるウルバンバ川を望みながらひたすら渓谷を歩く。僕らが歩いたのはインカ道のほんの一部で、実際はもっともっと長く、遡ることインカ期にはエクアドルからチリまでおよそ四万㎞も続いたとてつもない道なのである。そしてその日の疲れを癒すべく、街の手前で温泉入浴。かなり温い温泉だったが、それはさておいて、気分は上々。そしてこの頃になると、他のツアーメンバーとも心が打ち解け合ってきて、宿に着くなり酒盛り開始。明日の出発はややゆっくりとしているということで、食後はみんなでディスコテカ!だったのだが、自分は高地のせいかやや疲れていたので、そのままベッドにバタンキュー(というか他のメンバーはかなり若かった…)。そしてその夜、ある問題が起きるのだった…


同室のSimonが部屋に戻ってきた時に少し目が覚め時計を見ると10時半くらいだったろうか。それから再び深い眠りについた。それからどれくらい経っただろうか、誰かが自分の右脇腹を撫でているのに気づき、ふと目が覚めた。真っ暗なので誰なのかわからず、しかも寝ぼけていたのでなにが何だかわからずSimonかと思って、横のベッドを見ると彼はぐっすり寝ている。「何やってんだ」と声をかけると何も言わずに出て行ってしまった。数分、ボーっと考えて事の重大さに気づく。すかさず自分のバッグの中身を調べるが特に物は取られていない。Simonを何度も呼び覚まそうとするが名前を何度呼んでもこの図体のでかいデンマーク人、全く反応しない。とりあえず、追っかけてみようと表に出てみると、酔っぱらいどもが表で今夜泊まりたいのどうのこうのもめている。こいつ等かと思ったが、部屋にいた男はストライプ模様の洋服を着ていたので、服を見てみるとどうやら違うみたい。ツアーガイドが起きていたので事情を説明すると「そいつはホモだな」と笑いながら言う。しかもかなり酔っている。駄目だ、こいつに今話しても埒が明かない。とりあえず物取りではなかったようだし、部屋に戻り再び眠りにつくのだった。

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