2009年10月29日木曜日

Machupicchu 3rd~last day

前夜に起きた出来事を皆に話すと、「そいつやっぱりホモやったんちゃうか」との返答。うーん、ホントにそうだったのだろうか…

それはさておき三日目はMachupicchu手前の街、Aguas Calientesまで線路の上を歩く。まさに気分はStand by me。と最初の方は良かったのだが、線路ってでかい石がゴロゴロしててとにかく歩きにくい。てなことでだんだんと疲れてくると、そのデコボコが非常に億劫になってくる。昨日のインカ道の方がまだよかった。街に辿り着く頃には疲労困憊。ガイドがこれからPutucusi山へ行きたい人と尋ねても、誰も手を挙げる者はいなかった。部屋に入るなり皆、眠りにつくのだった…


夕食後に少し街を徘徊。Machupicchu手前の街ということもあり、とにかく観光客、お土産屋さんだらけ。しかも物価が異常に高い。明日も早いことだし、早めに就寝といきたいとこだったが、テレビでちょうど映画“12 monkeys”をやっていてついつい最後まで見てしまい、寝るのが少し遅くなってしまった。

最終日、早朝4時に宿を出発。遺跡まで上り詰めること35分(割と早い方)。入り口にはすでに沢山の人間が並んでいた。そして待つこと1時間。やっと係の人が登場。Winapicchu山の整理券をもらい、そしてやっと入場開始。待ちに待ったMachupicchuをこの目で見る時がきた。階段を駆け上りやや上からMachupicchuを見下ろす。ちょうど朝日が山間から差し込むMachupicchuは自分が思っていた以上に神秘的に見えた。ガイドの説明とともに遺跡を歩く。人が多いのはしょうがないのだが、よくよく遺跡を見てみるとここまで手を加えていいのかと思うほどの復元ぶりには少しがっがり。あくまで自分の意見だが、Machupicchuはマクロ的視点から見た方が神秘に満ちていると思う。そしてCathal, Simonと共にWinapicchuへ向かう。朝一で登ることもできるのだが、それだと雲が多くてMachupicchuが見れないことが多いらしく(しかし、その雲隙間から垣間見えるMachupicchuも神秘的だと思うのだが)、ガイドの言う通りに従ってその次の時間帯での登頂。一番上から見渡すMachupicchuもこれまた素晴らしい。しかし余韻に浸る間もなく係の人から「5分経ったらすぐ移動して」との指示が。人が多いため混雑しているからである。まるで休日の高尾山状態。渋々すぐに下山。

帰りもバス代ケチって歩いて街まで戻る。昔はここにグッバイ・ボーイたる子供がいたらしいのだが、ヨシさん曰く子供が学校にいかなくなるので政府が禁止したとのこと。代わりに自分がそれとなくやってみる。「バイバーイ」と山を下るバスに向かって叫ぶ…そんな野暮なことはしない。とにかくバスと競争だ!ホントのグッバイ・ボーイは林の中を駆け下りていたらしいのだが、それらしい道を見て自分には不可能だと痛感し、とにかく階段を駆け下りる。しかし、よく30越えてこんなことやるよなって自分でも笑えてくる。そんなこともあり街にたどり着いたときにはヘロヘロ状態。その日の夜には帰路につくため、休む宿など与えられない。ということで電車の時間まで広場横の路上でホームレスのごとく眠りにつくのであった。

夕方6時の電車に乗り込む。高い割に座りごこちの悪い椅子。そして、いろいろあったこの四日間を思い起こし、大変疲れたが非常に満足のいくツアーであったことは間違いない。

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