2009年11月4日水曜日

Bolivia入国

重い腰を上げ、ようやくCuscoを出発。Punoまで約400㎞。そこからあと100㎞ほど走ればボリビアとの国境に行ける。 途中、ヨシさんと二度目の路上再会。今度こそはと両愛車のツーショット。

Punoの見所は標高3810mにあるチチカカ湖。そしてその湖に浮かぶ小さな島々。その島には先住民が移住していて、なんとものんびりとしているとか。とはいえ、ボリビア側からもチチカカ湖を見れることだし、ビザの関係もあるということでPunoは一泊するだけにした。

後日、早々と宿を出発。国境までチチカカ湖を望みながらの走行。一面に広がる湖、羊を追いまわす民族衣装をまとったおばちゃん、畑を耕す現地の人々…そんな景色を見ているうちにあっというまに国境の街Yunguyoに到着。そこから2㎞ほど離れたイミグレに行きパスポートを渡す。すでにビザが切れているのは承知の上。そして一日につき1ドル払わなければならないのも重々承知。自分は二日過ぎていたので2ドル…街の銀行で払ってくるように指示を受ける…街までもどらなきゃ行けないのか!ま、しょうがないので渋々街まで戻り、指定の銀行で2ドル支払い再びイミグレへ。そしてなんなくスタンプをもらい、いざボリビアへ!とここまではよかった…

お次は税関にてバイクの手続き。書類を見せなんなくスタンプをくれたかと思いきや、再び書類を見直した係員が「ちょっと待て。これ期限切れてるではないか」と指摘してきた。しかもかなりの大問題と言うではないか。お金払えば済むことなんて単純に考えていたもんだから、ちょっと焦ってくる。いろいろなところに電話し出し、だいぶ待たされた後に返ってきた答えはバイクを越境することはできないとのこと。それは困ると何度言っても、全く取り合ってもらえず、とりあえずバイクはペルーに残して次の金曜日にPunoの税関に出向くように指示を受ける。しょうがないので、バイクを残し全ての荷物を背負ってボリビアに入国…なんだか後味の悪い入国になってしまった。

Copacabanaに到着し、宿探しに一苦労。それも只でさえ重い荷物を背負っている上に富士山級の高地ときたもんだから、半端なく息が切れる。ようやく探し当てた宿は監獄のような狭い部屋。しかし値段は15Bv(約210円)。今までで一番安いのではないだろうか。とにかく他を探す気力もないので、その宿に一段落。

二日後には再びペルーに戻らなければならない。はぁ、面倒なことになったもんだ…

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