2009年8月3日月曜日

ガラパゴス in Isabela

当初の行くか行くまいか非常に悩んだガラパゴス諸島。その理由はとにかく値段が高い。しかし、行ってきた人々が口を揃えてこう言う、

「とにかく良い。絶対行くべし」

と。おまけにシーライオンと戯れてる写真や動画を見せてくる始末。頭の中で旅に出る前に職場が一緒だった川口さんの言葉がよぎる。

「近藤君。金はケチらないで、見たいと思ったものは見るべきだよ…見るべきだよ…見るべき…」

ということで、前置きが長くなったが行くことにした。

今回のガラパゴスの目的はなんといってもスキューバダイビング。というかホンジュラスのウティラ島でスキューバのライセンスを取ったのも、そもそもガラパゴスでスキューバしたいがためではないか。

キトからグアヤキルに移動する際にバイクバッグからロンプラがいつの間にか飛び出していたため、ガイドブックは一切持っていない(そのためグアヤキル到着時、約3時間街をさまようことに…)。だいたいのプランはチャリダーのヨシさんや野原夫妻の情報を元に決め、後はとにかく現地にて決める。

空軍傘下であるTAME航空(以前はTransportes Aéreos Militares Ecuatorianos、現在はTransportes Aéreos Mercantiles Ecuatorianosの略)に乗り込み、まずは上空からのガラパゴス諸島を堪能する。着陸するサンタ・クルス島が見えてきた。上から見る島はやや殺伐とした感じ。それもそのはず、ガラパゴス諸島は火山活動によってできた島であり、現在も火山活動は続いているのだ。

空港に降り立ち直ぐさま移動。目指すはイサベラ島。バスを降りてすぐの旅行会社でイサベラ島行きのチケットを購入。値段は35ドル。確かヨシさんや野原夫妻は30ドルって言ってたような気がして、そのことを伝えると「最近値上がりしたんだ」と言うのでとりあえず買ったのはいいが、あとあと他の人間に聞くとやはり30ドルらしい。まぁこういうことはよくあること。

イサベラ島まで約2時間の船旅。聞いていた以上に船が揺れるゆれる。元々乗り物酔いはほとんどしないが、念には念を入れてGuns N' Rosesをガンガンに聞きながら船の揺れに合わせ頭の中でシャウトする。斜め前の女の子はもうゲロゲロ吐きまくってる。

イサベラ島に到着した頃には5時近くなっていた。まずは宿探し。約10件近くまわったがどこも1人だと15ドル。今まで旅してきた中で最も高い値段だ(とういか今までが安すぎたのだが…)。ねばってもまったくまけてくれない。しょうがないので一番綺麗な宿を選び宿泊。4ベットを独り占め。こういうときに1人旅ってつらい…

宿も決まったところで街を探索&後日のツアーなどを申し込もうと旅行会社へ。ところがもう6時をまわっていたのと土曜日ということもあり、街はすっかり静まり返っていた…

後日、朝早くから街を探索。ダイブショップの前を通りかかったところ、これからダイブに行く人らしき人が前に座っていたので当日参加出来るかどうか尋ねてみた。船が空い
ていればいけるとのことだったが、結局空いていなかったため諦める。しかしここの人曰くイサベラ島で潜るよりもサンタクルス島で潜る方がいいとのことなのでこの島でのダイビングはやめ、ヨシさんお勧めの“Las Tintoreras”を目指す。この島は港からすぐなので泳いでいけるのだが、自然保護区は現地のガイドと行かなければならないので港で船とガイドを依頼して島に向かう。なるほど、ヨシさんの言う通りこれぞガラパゴス。シーライオンがいきなりお出迎えしてくれると、ペンギン、アオアシカツオドリにウミイグアナ。おまけにサメまでいるではないか。心躍ったところでシュノーケリング。この時のためにキトのブラックマーケットにてウォータープルーフカメラを購入。早速活躍する時がきた。海に潜り写真を2、3枚…ここまではよかった。次に写真を撮ろうとしたところ、エラー表示が出て撮れない。おまけに液晶が写らなくなり、いきなり壊れてしまった…最初から駄目もとでとは思っていたが、ホントに壊れてしまうとかなりへこむ。気分は最高潮からいっきにトーンダウン。

その他この島はボルケーノツアーが有名らしいのだが、そんな時間もない。そんなこんなで2日滞在したのち早々とサンタクルス島へ戻ったのでした。

2 件のコメント:

matsu さんのコメント...

そう、行くべし絶対行くべし。
行くべき…だったかも。

ガラパゴスをはずしたことを、ちょっと後悔してる今日この頃。

それにしても、飛行機着いたあとの船移動が大変なんですね。
また次回もガラパゴス紀行ですか?
期待していまーす!

キトは「スクレ」じゃなく、そんな素晴らしい宿があったんだ!
物価も安いし、やっぱり長居してしまいますね。

SHO さんのコメント...

え、松原さんガラパゴス行ってないんすか?!松原さんが行ってないとこなんてないと思っていた…次回は絶対行って下さい。船はハンパなく揺れまくってましたね。乗り物酔いが酷い人はかなり辛いかも.

そうなんすよ、キトは予想外もいいところでしたね、別の意味で。スクレの存在を全く知らなかったもので、たまたま見つけた宿が大当たりだったという。

昨日ペルーのマンコラって街に着いたところなんで、これから街探索に行って来やーす。