ここTrujilloでの一番の見所はなんといってもChan Chan遺跡だろう。1986年に文化世界遺産としても登録され、プレインカ最大の王国、チムー王国はエクアドル国境700km余りの地域を支配下とした、紀元850年頃から、インカに征服されるまで栄えていた王国文化。チャンチャンとは“輝ける太陽”の意味らしい。
後日、早速遺跡を見に行く。チャンチャン遺跡、博物館、エスメラルダ・ワカやドラゴン・ワカのセットで学割使って6ソル(約200円)。まずはチャンチャン遺跡。「シウダデラ」という複数ある王宮の区画の内、公開されているのは一つだけ。とはいえサッカーコートと同じくらいの広さもあるので全て見るには結構時間がかかる。中には広場、倉庫、アウディエンシアという王への貢物を献上するための場所がある。そして少し離れた郊外にエスメラルダ、ドラゴン・ワカ(ワカとはピラミッドの意味)が点在しており、どの遺跡も特徴としてはアドベ(土)の城壁で囲まれ、部屋ごとに鳥や魚といった異なるレリーフが装飾されていてどれも非常にすばらしい。しかし、9世紀から14世紀といえばほぼアンコール遺跡と同時期であり、アンコール遺跡と比べてしまうとどうしても物足りなさを感じてしまうのは僕だけであろうか。もちろんその土地の土壌、気候、文化などと色々な条件が異なるため比べること自体が無意味なのかもしれないが…
夕暮れにときにかけてそのままHuanchaco海岸沿いをバイクで走ってみる。浜辺の所々に立てかけてあるトトラ舟。未だにこの舟で漁をしているらしいのだが、夕方ということもあり漁師らしき人は見かけることはできなかった。
しかし、さすがに海沿いの街ということあって海産物が安くてうまい。特にセビッチェ。生魚にレモンを搾ってタマネギのスライスと共に食す。結構、みんなお腹をぶち壊しているらしいので食べ過ぎには注意したいのだが、いかんせん生魚大好き生粋の日本人。食べ出したら止まりません…
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